自分の腎臓を守ろう!-「糖尿病透析予防外来」のご案内
2017年透析導入患者の42.5%が糖尿病由来で、1998年以降は糖尿病性腎症が原疾患の第一位となっています。また、導入患者の平均年齢は男性68.9歳、女性71.4歳で年々高齢化しています。
糖尿病同様に、腎機能の低下も自覚症状がほとんどありません。自分の腎臓を守るためには、定期的な腎機能のチェックと治療が大切です。
当院では糖尿病の専門知識を有する医師、看護師、管理栄養士が一体となり、糖尿病性腎症の進行や合併症の予防に取り組んでいます。どうぞお気軽に医師にご相談ください。
〇 対象…糖尿病性腎症2期以上の方で、医師が必要と判断した患者さん
〇 予約…医師の診察日に合わせて予約します。
〇 時間…初回は約1時間程度、2回目以降は15~30分程度です。
〇 費用…保険診療です。
〇 検査…腎臓の機能を評価する検査(血清クレアチニン、eGFR、尿中アルブミン等)を定期的に実施していきます。
〇 内容…医師の管理の元、看護師による日常生活でのアドバイス、管理栄養士による食事の工夫など。患者さんの病期に合わせて適切なサポートをして参ります。