ご自分の足を見る機会はあるでしょうか。
お風呂の時には見るでしょうか。靴下を履く時、爪を切る時…足の裏や趾の間に皮剥けや湿疹は?足の皮膚は乾燥していませんか?どれくらい「じっくりと」見たことがあるでしょうか。
実は足は、日常生活を送る上でとても大切です。
〇糖尿病性足病変(壊疽・潰瘍・末梢神経障害・筋萎縮 など)
〇爪のトラブル(陥入爪・爪白癬・肥厚爪・巻き爪 など)
〇皮膚のトラブル(タコ・うおのめ・イボ・水虫・皮膚炎 など)
〇足の変形(外反母趾・扁平足・凹足 など)
〇その他(痛み・しびれ・感染症 など)
〇フットチェック
足の知覚・感覚・反射の状態を調べることができます。
皮膚の乾燥や血流なども観察致します。
〇真菌検査
爪が肥厚している・白く濁っている、皮膚に皮剥けが見られる、水疱があるなどの症状が見られる時には、検体を採取し白癬菌の有無を検査することが出来ます。
〇爪切り
肥厚した爪、巻いている爪、目が見えにくい時など、ご自分で爪切りが難しい時にはご相談ください。研修を受けたスタッフが専用のグッズを用い、爪のケアを行います。
〇タコ・うおのめ
痛みがある場合や歩行に困難を来す場合などに、削るなど患部を処置します。
〇日々のケアの方法
必要時スタッフが日々のケアの方法についてご説明します。靴選びや靴下選びなどのご相談も承ります。
専門医療機関での治療が必要と判断される場合には、提携病院へ紹介することが出来ます。
糖尿病の合併症には、「神経障害」や「末梢血流障害」などがあります。
〇神経障害
足の感覚が鈍くなり、痛みを感じにくくなります。そのため、火傷やケガなどに気が付きにくくなり、小さな傷がそのまま壊疽につながってしまうことも。
〇末梢血流障害
動脈硬化が進み、末梢の細かい血管に血液が届かなくなると、細かい傷なども治りにくくのが遅れる原因に。
これらの要因で足のトラブルに気が付くのが遅れると、最悪の場合足の切断に至るリスクがあります。これまでの人生を共に歩んできた大切な足を守るためにも、定期的にフットチェック・フットケアを行いませんか。
※糖尿病ではない方でも、お困りの方はご相談ください。
専門の診療科へのご紹介も可能です。