糖尿病の食事療法
糖尿病の食事は、「栄養バランスのとれた健康食」です。
食べてはいけない食品はありません。旬の食材を利用してバラエティーに富んだ食生活になるよう工夫しましょう。
また、食べ方や食べるタイミングなど、ちょっとした心がけにより血糖値を安定させることができます。工夫例を参考にして、ご自身のできそうなことからはじめてみましょう。
● 食べ方
・一口で20~30回、ゆっくりとよく噛んで食べる
・野菜から先に食べる
●食べるタイミング
・朝食、昼食、夕食を規則正しく食べる
・食事の間隔を空けすぎない
・夕食のまとめ食いは避ける
●食品の選び方
・体に良いナッツやアボカド、オリーブオイルなども油脂の仲間です。取りすぎないように注意しましょう。
・甘い清涼飲料水、飲むヨーグルトは吸収されやすい糖分を多く含みます。購入時はカロリーオフやライト等の商品を選択しましょう。
・食物繊維(野菜、海藻、きのこ、納豆)は食後の血糖上昇を緩やかにします。毎食取り入れましょう。
・ご飯やパン、めんなどの主食も食物繊維を多く含むものを選びましょう。例えばご飯には押し麦をプラスしたり、パンはライ麦や全粒粉入りを選ぶ、麺はお蕎麦が食物繊維を多く含みます。